介護アロマ講座の内容の変更のご案内
コロナ以前の介護アロマ資格取得講座は、長野に浅井先生をお招きし、2日間集中で講座を行っておりましたが、コロナ禍により、これまでの施術メインの講座のスタイルが難しくなっています。
そこで今後は、資格取得の講座ではなく、介護中の方はもちろん、今はまだ介護が必要でない方にも、日常で役に立つ内容の講座を行います。
受講には、アロマ資格や介護資格、アロマの知識、施術のご経験も不要です。
なお、今後は、個々にご希望を伺いながら、その方に必要な介護の現場で役に立つアロマの知識、アロマのスキルをお伝え致します。
ご興味のある方は、直接お問い合わせください。
介護アロマ資格取得を検討中の方へ
介護アロマの資格取得をご希望の方は、神奈川県川崎市での受講となります。
浅井先生から直接ご指導頂けますので、詳細は、直接、浅井先生にお問い合わせください。
以下は、浅井式介護アロマ講座の内容です。
浅井先生から学べる介護アロマについて
1)「癒しの手」と「マッサージの手」2つの手
血の巡りが悪いことが原因の冷えやむくみは、「トリートメント(マッサージ)の手」
気の巡りが悪いことが原因の不眠や不安は、「癒しの手」
このふたつの手のアプローチの違いを踏まえた実技
2)安心安全な施術
トリートメント(施術)経験のない方でも、高齢者に対して安心安全に行える施術
3)足のむくみ、冷えのケア
むくみや冷え、寝たきりの方への足浴など、介護保険が適応されない症状へのアプローチ
4)車イスでの足のケア
車イスへの対応として座位での足のむくみケアの実技
5)看取りの心構え
寝たきりの方、終末期の方への触れ方や施術によるアプローチ
6)芳香によるストレス軽減と感染予防
介護する側、される側、双方への快刺激となる芳香、アロマでの感染予防
7)セルフケア
介護者の健康管理に役立つ、職場でも家庭でも簡単に取り入れることができるセルフケア
講座で使用する教材
テキスト:介護アロマ入門
著者:浅井隆彦先生 発行:厚生科学研究所
教材:トリートメント用クリーム
講義 浅井隆彦先生
あさいマッサージ教育研究所 所長
日本アロマコーディネーター協会 常任理事
鍼灸・マッサージ・指圧師、ケアマネージャー
フランスでのオリンピックナショナルチームの合宿を通じ、西洋自然療法であるアロマテラピーに出会う。帰国後、プロスポーツ選手のコンディショニングに従事。 1994年、東京に「浅井はり治療院」開設。その後も、スポーツ、美容、アロマをはじめとした代替療法に幅広く関わり、現在は介護アロマの第一人者として活躍中。
浅井先生からのメッセージ
介護アロマの啓蒙をはじめてから、治療師視点から抜け出し介護福祉視点の目が養われ、福祉は痛みや症状を取り除くことでなく、生活支援であることの意味が分かりかけてきました。身体的機能が老化とともに落ちたとしても生活機能が維持できていれば、いささか不便であっても、人としての幸福は保障されます。
介護アロマ講座で実践している内容は、痛み取りでもなく、老化を止めることでもなく、自然にありのままに過ごして人生を楽しめるよう、そっと身近で寄り添っている存在であるということです。
ガンと認知症は、これからの医療・介護分野では最大の課題です。
認知症へのアプローチは、快、不快の考えが大切で、不快な刺激は、認知症の周辺症状(最近は行動心理症状と呼ば れる)と言われる様々な厄介な行動が増大するとの研究発表があります。
まさに、介護アロマは、この快の刺激を基本としています。
アロマ・フィエスタでは、2013年より年1回、浅井先生を長野県にお招きし講座を開催し、2020年6月時点で、長野県内外より80名以上の皆様が参加されました。