介護アロマの浅井先生と長野市の被災地へ

1月20日に浅井先生と長野市の被災地域に行ってきました。

浅井先生と被災地を訪れるのは、11月以来、2回目です。

千曲川が決壊した津野、豊野、仮設住宅などを回りました。

津野は倒壊した家屋が多い地域ですので行く度に心が痛みます。

それでも復旧が進み、地域の皆様の拠り所となるトレーラーハウスが設置されていることに、これまで尽力された皆様への畏敬の念と安堵を覚えます。

また豊野駅の近くも浸水被害が多かった地域です。

この地域も、デリシアの一部が営業を再開していたり、穂の香さんというパン屋さんが営業を再開されました。皆さん、前向きに頑張っていらっしゃる姿に頭が下がります。

台風から4か月を経た街並みには、いろいろなことを考えさせられます。

11月に立ち上げたボランティアも形を変えながら、自分達にできることを続けていきたいと思います。

2020年が幸多き年となりますように。

皆様におかれましては、穏やかに新しい2020年という年を迎えのこととお慶び申し上げます。

昨年中は、大変お世話になりありがとうございました。

今年は東京オリンピックを控え、選手の活躍を心待ちにされている方も多いと思います。

また、長野県をはじめ、昨年の台風などの影響が大きかった地域では、一日も早く平穏な日常を取り戻すための活動が必要な年でもあります。

アロマ・フィエスタも、できることを考えながら行動、活動していきたいと思います。

本年もよろしくお願い申し上げます。

有限会社 アロマ・フィエスタ

 

yuicaの生みの親 稲本正氏との出逢い

日本産アロマは、yuicaの生みの親 稲本正先生との出逢いから

15年以上、主に海外の精油を扱ってきました。

ローズの精油によって生きる力を取り戻した方
ローレルの精油によって生きがいを見つけた方

その度に、植物が生み出す香りにどうしてこんなに力があるのだろう?
ずっと考え続けていました。

その反面、乱獲による絶滅の危機にさらされる植物達。
インドのサンダルウッド、そして、ブラジルのローズウッド。

それらが入手困難になり始めた頃から、精油は、

本当に必要とする方に、必要な精油を、必要な量だけ、大切にお届けするべきではないかと思い始めました。

そして2010年。ある農場研修で、偶然、稲本先生にお会いしました。

自らブラジルアマゾンに足を運び、ローズウッドの現状を目の当たりにされた稲本先生。

日本の森から精油の材料を採取するにあたっては、種の保存と環境保全を一番に考えているという、その言葉にはとても説得力がありました。

その4年後の2015年に、稲本先生よりお誘いを頂き飛騨高山へ。

精油はビンに入っていると「アロマオイル」と呼ばれる「香りの雑貨」のような錯覚を起こします。

しかし、精油はアロマオイルではなく、植物の命の営みである「エッセンシャルオイル」です。

 

今まで様々な場所で蒸留の様子を見て来ましたが、yuicaの抽出場で見た蒸留したての精油の美しさに心から感動しました。その精油は、太陽の光を受け、黄金に輝いていました。

あらためて、精油は植物達が生きるための営みとして作り出したものであること。
私達人間は、自然界の恵みを心身の健康のために使わせて頂いている。それを心から感じた瞬間でした

アロマに関わる方達が「ビンに入った精油」からアロマに入った方が多くいます。
それ故。ともすると、精油が植物からの恵みであることを忘れそうになります。

 


稲本先生に出逢ってから、確実に世界が広がりました。森をフィールドとする杣人と呼ばれる方、樹木医、養蜂家、木工家、木質バイオマスの専門家。農学博士など、今までのアロマの世界では、とうてい出逢うことのなかった分野の方々との出逢いです。

  

私達はアロマセラピーが専門でありアロマセラピストです。

あらためて立ち位置を確認できた今、西洋のアロマの素晴らしい伝承を尊重しつつ、
日本の豊かな自然の香りを皆様にお伝えすることが役割と感じるようになりました。

そして、アロマセラピーで使用する精油は、植物自身が生きていくための営みから生み出されるものであり、原料である植物そのものをきちんと理解すること。そして自然に還元するために何をすべきかを考え行動すること。それが、今、必要なのではと思っています。

 

年末年始のお知らせ

弊社は、12月28日よりお休みを頂きます。

新年は1月6日より営業いたします。

本年も大変お世話になりありがとうございました。

2020年が皆様にとって幸多き年となりますよう心よりお祈り申し上げます。

有限会社 アロマ・フィエスタ

10月からのチャリティーへのご協力ありがとうございました。

10月からのチャリティーへのご協力ありがとうございました。

チャリティーにご協力頂きました皆様、誠にありがとうございました。

以下、これまでのご報告をさせて頂きます。


おしぼりについて

10月18日~12月21日までに、538枚の温かいメッセージを頂きました。

皆様の心のこもったメッセージは、おしぼりとともに、随時、長野県内各地の被災された方や関係者の皆様へお届けしております。詳細は、各お知らせページにアップしておりますので、そちらもご覧ください。

写真に残すことを希望されない方もいらっしゃいますので、全てではありませんが、一部のメッセージを掲載させて頂きました。


支援物資などについて

皆様からお預かりした洋服、家電、食器などの支援物資は、ボランティア活動をされている方にお願いしたり、必要とされている方へ直接お届けいたしました。

クリスマスカードやハーブティ、ポプリ、アロマ関連グッズなどは、被災した知り合いがいるメンバーなど関係者へ郵送し、各メンバーから被災された方へお渡ししました。


チャリティーでの収益金と寄付金について

トリートメント用の愛ケアクリーム、アロマシールを購入し、各地でボランティアをしているメンバーで使用させて頂いております。

2019年の活動は、12月25日で終了いたしました。

2020年もボランティアを行ってまいります。

引き続き、よろしくお願い申し上げます。